こんにちは、たま子です。
今日は私が今まで読んで、おおーときた記憶に残る本を紹介したいと思います。
本は高校生のときに赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズを読んで好きになりました。辞書や自己啓発系は苦手ですが、小説はとても好きなのです！死ぬまでに読みたいってのはちょっと大げさですが、読んでよかったおすすめを紹介します。
箱根駅伝がもっと面白くなる本｜風が強く吹いている／三浦しをん
箱根駅伝を舞台にした本です。
怪我による離脱をした主人公が、素人だけど才能ある同じ寮のメンバーと箱根駅伝を目指す話で、涙なくして読めない作品です。
長距離を走る高校生ランナーの瑞々しさ、青春のど真ん中を感じられる爽やかな作品で、読み進むにつれてがんばれ！と必死に応援しています。そして読み終わった後、私もがんばろう！と、とても前向きになれる名作です！
これの次は同作者三浦しをん先生の「舟を編む」（辞書を作る本です。）もおすすめです。
大学病院の闇に迫る時代の名作！！｜白い巨塔／山崎豊子
今は亡き山崎豊子先生が、大学病院を舞台に出世・医療事故・訴訟と盛りだくさんの名作です。何度もドラマ化されている超大作です。全４巻ですがあっという間に読めます。
主人公の財前医師は善人ではないのかもしれませんが、何度読んでも応援してしまいます。山崎豊子先生の「華麗なる一族」と迷いました。ううーん、どちらも素晴らしい。というか山崎豊子作品は傑作ばかりです。白い巨塔が山崎ワールドに一番入りやすいのではないかと思います。
大河ドラマ真田丸に通ずる｜真田太平記／池波正太郎
NHK大河ドラマ「真田丸」を観ていた方も多いのではないでしょうか。江戸が始まる前の戦乱が舞台、豊臣秀吉・徳川家康を差し置いて真田家にスポットが当たった傑作です。
元々武田信玄の傘下で、忍びもたくさん出てきますね。最後は泣いてしまいます。淀君、徳川家康をちょっと恨んでしまいます。てか、淀君がしゃしゃり出なかったら、違う展開があったのでは、でもそしたら戦国時代は終わらなかったのか、とか全然関係ないけど妄想したりしました。池波正太郎先生の本の中で、この真田太平記が一番好きです。
せつなくて悲しい推理小説｜容疑者Xの献身／東野圭吾
映画化され、テレビでも放送されているので、ご存じの方も多いと思います。
とてもせつない胸が苦しい、ガリレオシリーズ第３弾です。
小説が映画化されるとキャストはイメージと違うというのはよくある話ですが、個人的にこれはぴったりでした。堤真一さんがとてもいい味を出されていて、よけいせつなくなります。
原発問題に言及するサスペンス｜天空の蜂／東野圭吾
ビッグBというヘリを遠隔操作する、“天空の蜂”を名乗る謎の人物が政府に対し、日本の全土にある原発の破棄を要求してくる。ヘリの墜落阻止なるかというクライシスサスペンスです。ドキドキハラハラ楽しめる作品でおすすめです。
「三国志」を凌ぐ歴史小説｜楊家将／北方謙三
日本では知らない人も多いみたいなのですが、中国では「三国志」を凌ぐ歴史小説として絶大な人気を誇る楊家将。宋の建国期に敵国・遼を相手に勇猛果敢に戦い、宋に一筋の光明を与えてきた名将軍・楊業率いる楊一族の物語です。息子たちの活躍がまたすごい。
「ハードボイルドといえば」の北方謙三氏。三国志や水滸伝の著者で、どれも長編です。女子ですが、だいたい全部読んでいるのがちょっとした自慢です。何十巻とあるので、お財布には優しくないですが、１、２巻なんてすぐ読めちゃってつまんない、というそこのお方！楊家将シリーズからの、三国志、水滸伝、岳飛伝は倒し甲斐があります(笑)愛国心・使命感、壮大な中国史、かっこいいに尽きます。
もはや私の鉄板｜蒼穹の昴／浅田次郎
こちらも中国史です。詳細は浅田次郎の世界にて～
世界的ベストセラー、孤高のクライマーが何を想うのか｜エヴェレスト 神々の山嶺／夢枕獏
岡田准一さんと阿部寛さん共演で映画化もされています。
世界最高峰エヴェレストで前人未踏の難ルートに挑む天才クライマーと、その姿を追う山岳カメラマンの話です。エヴェレスト登山史上最大の謎とされているジョージ・マロリーの遺品からヒントを得て進んでいきます。
いってQを観てエヴェレストに興味が出て読んでみた本なのですが、とてもよかったです。
現代版・吸血鬼との禁断の愛｜トワイライト～初恋～／ステファニー・メイヤー
シリーズ5作累計で、全世界興収33億ドル超を記録した大ヒット映画の原作です。世界中にいるファンをトワイライターズ呼び一大ブームになりました。
雨と霧の町フォークスに引っ越してきた内気な高校生ベラと、そこで彼女が出会う超イケメンのヴァンパイア・エドワードとのロマンスです。棺桶が出てくるような禍々しさは一切なく、お洒落なイケメンとの恋愛物語です。映画もおすすめです。
ちなみに、男性陣はあまり面白くないと思います(笑)私は大好きで映画のDVDも全部持っていますが、夫はまったく興味を示しません。へそくり隠すなら、トワイライトのDVDケースの中、一択ですね(笑)
もう一度はじめから読み返したい｜ハリー・ポッター／J・K・ローリング
若い魔法使いハリー・ポッターと、両親の敵であり、世界征服をたくらむ闇の帝王ヴォルデモートとの戦いを描いた物語です。2001～2011年までに全8作品が劇場公開、全世界が熱狂した史上最強のファンタジー映画シリーズの原作です。
もはや知らない人はいない？ハリポタですが、意外と通しで読んでない（観ていない）人も多いのでは？ドラゴンボールも大人になって一気読みするとめちゃめちゃ面白いですが、ハリポタも改めて一気読みするとハマります。
まとめ
いやー書いていて、再び読みたくなってきました。これも人によると思うのですが、私は同じ本を何度も読む派でして、幸せなことに？推理小説なんか犯人を忘れていて、もう一度楽しめるという(笑)今回ご紹介した中で、一番ハードルが高いのが北方健三氏の楊家将シリーズからの、三国志、水滸伝、岳飛伝ですかね。40～50冊くらいに及びます。読破までどれくらいかかるか数えてみようと思います♪
