ボタンフライジーンズの開け方|慣れてなくても大丈夫!すぐ慣れるコツ

服・靴
たま夫
たま夫

こんにちは!たま夫です!

ジーンズ好きがこぞって支持するボタンフライ。
ジーンズに興味を持ちはじめた時に必ずと言っていいほど憧れるディテールの一つかと思います。
その歴史は古く、1870年代アメリカのゴールドラッシュに沸く鉱山で働く鉱夫の作業着として作られた当時から続いています。この時点ではジッパー(ファスナー)は開発されておらず、1891年の登場を待たねばなりません。
ジッパーの登場後も、防縮加工されていないデニム生地は洗濯すると縮み捻れが激しいもので、洗濯後の噛み合わせが悪く使い物にならなかったようです。
その後技術の進歩によって防縮加工されたデニム生地が開発され、現代ではジッパーでも全く問題なく使用できるようになり、むしろその便利さから多数派となりました。
そのためジーンズに多くのジーンズではジッパーが採用されており、特別興味がなけれはボタンフライを見たことがないという人も数多くいらっしゃると思います。

今回は「ボタンフライのジーンズを買ってみたいけど慣れていなくても大丈夫か?」「試着してみたけどどうもジッパーに慣れていて開けにくかった」と言った方に少しのコツで簡単に開けられる方法をお教えします!

今回以下の501を使用しました。!

 

開け方のコツと手順

1.トップのボタンを開ける

ボタンでもジッパーでも共有の行程ですので説明は不要かと思います。いつも通り外してください。

2.一気に開ける準備|右手でボタンが付いている側を持ち左手で穴側を持つ

右手はこれ以降動かさずトップボタンの近くを持ち固定しておきます。左手は角を持ち準備します。

3.少し力をかけて一気に開ける

右手はそのまま固定しておき、左手を左下に引っ張っていきます。

4.フライボタンの最上段

フライボタン(小さいボタン)の最上段で少し引っ掛かりがありますが気にせず左下に引っ張ります。するとボタンが簡単に外れます。

5.フライボタンの中段

最上段の勢いを殺さぬようそのままの勢いで引っ張り続けます。するとこちらも簡単に外れます。

6.フライボタンの下段

最上段、中段の勢いでそのまま引っ張り続けることで下段のボタンも簡単に外れます。

 

正面から

右手は固定(外しにくい場合は気持ち真上方向に引いていても良い)で左手を左斜め下(かすかに斜め前)に引っ張るような形です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?今回の写真には言わずと知れた不朽の名作「リーバイス501」を使用しました。(28インチと小さめのため小さいボタンが3つしかありませんが30インチ以上になると4つになります。数の違いは大して影響ないため同様の手順で試してみてください!)

コマ送りの写真でご紹介しましたが、ここまでする必要がないくらい簡単に一瞬で実際は1〜2秒の一連の動作です。
力を入れることに最初は少し躊躇されるかもしれませんが、デニム生地はかなり丈夫なものなので多少引っ張っても問題ありません。(ムキムキの方は手加減してやってください。。笑)
むしろ生地が馴染んでくると力を込めずとも簡単に外せるようになります。

ボタンフライはそのディテールのみならず、それぞれの小さいボタンにアタリがつき(ボタン部分がスレやすく色落ちしやすい)独特の色落ちをすることもジーンズ好きから好まれまる点です。
また、慣れればジッパーと変わらないスピード感で開けることが可能です。(ただし閉めるときは一つずつなので少し遅い)

尚、男性で「ジッパーの場合「小」の方はジッパー部の間からするためトップボタンは外さない」という方も、ボタンフライは基本全て上記の方法で外すものと思っていただいた方が良いかと思います。

開け閉めという日常の動作にも手をかけることで、より愛着が沸き長く付き合える相棒となることでしょう。
これで準備は万端です!ボタンフライの世界へようこそ!

タイトルとURLをコピーしました